かゆい!と言って皮膚を刺激すると、アレルギー反応が高まるよ!という研究

2019年5月19日

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かゆい アレルギー

こんにちは、こんばんは、たかです。

 

今回の研究は、「え!それって関係あったの?」と思うような内容です。

 

なんと、皮膚を引っ掻くことで肥満細胞(アレルギーなどの炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割)の数が増加してその結果一連の免疫反応が引き起こされる(1)ということが解りました。

 

つまり「かゆいなー!」って思って皮膚を引っ掻くと、アレルギーの引き金である肥満細胞(マスト細胞)が反応し、腸の中の肥満細胞が増加するという事です。肥満細胞は肥満と関係ありません・・・笑。

 

これのなにがいけないかというと、肥満細胞が増加することで、アレルギー反応が起こりやすくなるという事態になります。

 

主なものとして、けいれんや、湿疹、有名なのはアナフィラキシー反応を起こします。

 

これらを証明するために研究者らはある研究を行いました。

研究内容

研究はマウスを用いて行われ、マウスの皮膚にテープを貼りつけたり取り除いたりすることで、皮膚の一部の細胞が血流に入るIL-33という細胞シグナル伝達タンパク質を産生するかどうか?を調べました。

 

IL-33が産出され、腸内層の細胞から分泌されるタンパク質(IL-25)と協調して作用すると、2型先天性リンパ球細胞(ILC2)が活性化します。

 

活性化したILC2はIL-13とIL-4を作り、これらが肥満細胞の増殖に関与しています。

 

つまり、実験によりIL-13とIL-4が産生されたことが確認できれば皮膚を引っ掻くことでアレルギー反応が強まるという2つの関連性が証明できるという事です。

研究結果

血流に入るIL-33という細胞シグナル伝達タンパク質を産生し、IL-33が腸に達したことでIL-25と協調して作用し、ILC2が活性化しました。

活性化したILC2はIL-13とIL-4を作りだしていた。

 

つまり皮膚に何らかの刺激が走ることで肥満細胞が増殖し、アレルギー反応を高めるという事が解りました。

 

勿論対照実験をしており、皮膚に刺激が無かったグループより、食物アレルゲンに対してより激しい反応を示していたことが解っています。

 

更に研究者らはアトピー性皮膚炎を持つ子供と、そうでない子供の肥満細胞の数を比べたところ、やはりアトピー性皮膚炎を持つ子供の方が肥満細胞が多いことが解りました。

 

まとめ

紹介した研究は動物実験で人を対象にしてないので本当かどうかについてまだまだ突き詰める必要があります。

 

だからと言って皮膚を掻いていいわけではないのでなるべくしないようにしましょう!

 

特に冬などの皮膚が乾燥してかゆくなる季節などは、しっかりと保湿をしてかゆみが出たら爪で引っ掻かず、しっかりとかゆみ止めなどを使って皮膚に刺激を与えないようにしましょう!

 

その他のアレルギーについて

というこちらも驚くような内容になってるのでぜひ読んでいって下さい!

2019年5月19日健康

Posted by たか