あなたはどのタイプ?~コーヒー好きはやばい~苦味の科学

2020年2月22日

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コーヒー

人は甘味や酸味などの味を感じるために様々な味覚を持っていますが、実は苦味を感じる受容体の種類が一番多く25種類あると言われています。

 

なぜ一番多いのかというと、苦味=毒という式が自然界では成り立つからです。毒を避けるために様々な苦味受容体が分析し、体内に取り込んでも平気なものなのかを判断するために一番種類が多くなっています。

 

しかし人は同じものを食べても皆が同じように苦味を感じるとは限りません。

 

要するに、誰かが「苦い!」と感じるコーヒーでも別の人は「おいしい!」と感じるということです。

 

このように苦味を感じる受容体は人によって種類や数が違うわけですが、大きく3つのタイプに分けることが出来ます。

  1. スーパーテイスター
  2. テイスター
  3. ノンテイスター

です。1つ目から順番に「苦味に敏感・普通・鈍感」です。要するに「ノンテイスターの人らは苦味に鈍感」ということです。

 

これから話す内容は自分がどのタイプかを知りながら読むとより深く理解することが出来ます。まずは簡単に調べる方法を紹介します!

 

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あなたは3つのタイプのどれですか?

コーヒーが飲めない人は代用品で構いません。ブラックコーヒーを用意してください。そして実際に飲んで「好きか嫌いか?」を判断してください。コーヒーが苦手な人は「苦いもの」を用意し口にしてください。

 

結果は、

ブラックコーヒーが「嫌い・普通・好き」の順番に

  1. スーパーテイスター
  2. テイスター
  3. ノンテイスター

です。

いかがでしたか?

なぜ人によって違いがあるのかというと、「味蕾」という味を感じる受容体の数によって変化します。そして味蕾の数は人それぞれです。

なので同じものを口にしても舌が敏感な人は「苦い!」と感じるし、鈍感な人は「おいしい!」と感じるのです。

スーパーテイスターの特徴

基本的にスーパーテイスターは「濃い味・スパイス・脂っこい物」が嫌いです。そして苦味を嫌います。人は苦味を抑えるために塩味を強くして抑えようとします。そのため塩分を多く摂取してしまいます。

 

人は塩味を感じれば感じるほど好きになっていくので、スーパーテイスターの人は塩味を好み「塩分の摂取量が増加する悪循環」になります。

 

そして苦味のある「野菜」も全面的に嫌います。結果野菜をあまり摂らないため「がん」になりやすくなります。

 

コネチカット大学の保険学者であるヴァレリーダフィが高齢者を対象に行った実験によると、

「スーパーテイスターはがんの前触れである{ポリープ}が多く、女性は子宮頸がんなどの婦人科系のがんのリスクが高い」

ということが分かっています。気を付けましょう。

 

減塩の方法はこちらを参考ください。

ノンテイスターの特徴

スーパーテイスターだけでなくノンテイスターも健康上気を付けなければいけないことがあります。

 

それは「アルコール依存症」です。

 

ノンテイスターの人は一般的に苦味に強いので「ビール」などのアルコールを好む傾向があります。アルコール依存症は「多量のアルコールをどの程度の期間飲み続けたか」で決まります。

 

早い時期から飲んでいれば、それだけアルコール依存症になるリスクは高くなります。

 

アルコールに依存する要因に「ドーパミン」があります。人はアルコール飲料を飲むことで陶酔状態になります。

この時脳では「ドーパミン」が分泌されています。ドーパミンを分泌すると人は「気持ちがいい状態」なります。

 

基本的にアルコールを飲む人は「ストレスやイライラを抱えている人」である場合が多いです。そのため「心地よさ」を得るためにアルコールに手を伸ばし、それが癖になり習慣となり、アルコール依存症になります。

 

他にも理由はあるのかもしれませんが「アルコール依存症」の要因として「ドーパミンの分泌による心地よさ」は深く関係しています。気を付けましょう。

人に助けを求めるならどんな人がいい?

一見今回の本題と関係なさそうな匂いがしますが、意外とそうでもありません。

 

実は「苦味を好む人はシャーデンフロイデの傾向が強く、またサディズム傾向にある」ことが分かっています。

シャーデンフロイデを簡単に言うと「他人の不幸は蜜の味」です。誰にでもある感情でもあります。

 

要するに、他人の不幸を嬉しく感じる傾向が平均より高く、他人を傷つけることに喜びを感じる傾向が強いということです。無作為抽出したアメリカ人1,000人を対象にした実験より

 

一方でノース・ダコタ州立大学とペンジルバニア州にあるゲティスバーグ大学の研究では「甘い物が好きな人はいい人の可能性が高い」ということが分かっています。

 

そして「甘い物が好きではなくても、甘い物を食べることで人に親切になれる」ということも分かっています。これはノンテイスター・スーパーテイスター関係なく当てはまります。

 

つまりあなたが他人に助けを求めるなら「ブラックコーヒーを持って歩いている人」よりも「ミスタードーナッツやアイスクリームを持って歩いている人」に助けを求めた方が、親身になって助けてくれる可能性は高いよ!ということです。

 

また友人に親切にしてもらいたいのなら事前に甘いお菓子やケーキを用意し、食べてもらった後に頼みごとをすると、いつもより親切にしてくれる可能性は高くなります。

ぜひ試してみてください!

 

ちなみに私はブラックコーヒーがあまり得意ではなくどちらかというと苦手です。微妙なところだと思うので、テイスターよりのスーパーテイスターなんだろうなという感じです笑。

 

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参考文献
あなたはなぜ「カリカリベーコンのにおい」に魅かれるのか: においと味覚の科学で解決する日常の食事から摂食障害まで

2020年2月22日健康

Posted by たか