【助けて…】と思っている人に知ってほしい「解決方法」

2020年5月14日心理学

助けて

  • 仕事で大きなミスをした
  • 育児に疲れた
  • 最近振られてしんどい
  • 友人に裏切られて辛い

うまくいかなく「人生に疲れた」と感じ「助けて…」と口からポロッと出てくることもあるでしょう。

 

しかし「疲弊しきっているあなた」に手を差し伸べてくれる人はなかなか現れません。

 

なぜなら「他人は思っている以上にあなたに興味がない」からです。

 

物語シリーズ(忍野メメ)より「助けてって言わなきゃ、助けを求めたことにならないわけでもなかろう」や「人は一人で勝手に助かるだけ」なんて言葉がありますが、

現実問題は「助けて!」と言わないと、どうしても伝わりません。

助けてもらう確率が高いのは「たった1人」を!

だからと言ってやみくもに渋谷の交差点で「助けて!」と助けを求めても、おそらく助けてくれる人は誰一人としていません

 

助けを求めるなら不特定多数に助けを求めるのではなく「たった1人をターゲット」に助けを求めることが「助けてもらえる可能性の高い方法」です。

 

要するに「ちょっと手伝ってくれない?」ではなく、「○○君ちょっと手伝ってくれない?」と名指しでお願いすると、助けてもらいやすくなります。

「多数」助けを求めると「傍観者効果」が働く!

以上の方法は社会心理学者ビブ・ラタネ氏とジョン・ダーリー氏の実験で明らかになりました。

 

実験は1人の学生に協力してもらい、けいれんの発作を通行人の前で演じてもらい、助けてもらえるか?という実験でした。

 

その結果、通行人が1人の場合85%の確率で助けてくれました。しかし、5人以上になるとガクンッ!と下がりなんと30%にまで落ちてしまいました。

 

要するに「命の危険があるかもしれない人ですら、大勢いると助けなくなる!」という何とも恐ろしい結果になるのです。これを「傍観者効果」と言います。

 

別の研究でも同じように「大勢になると人は人を助けなくなる」ということが証明されており、エレベーターでコインを落としても6人ほど乗っていると拾ってくれる確率は20%まで落ちます。

 

ということで前述した通り、助けを求めるなら「複数」ではなく「個人」にお願いするようにしましょう!

 

もしこの方法を使って「断られてしまっても安心してください!

まだ、別の方法があります!

また、こちらに書いてある1つ目の方法は「頼み事を聞いてもらえるだけでなく、好感度がアップする」ことが判明しています!

 

・・・ではなぜ人は「大勢いると助けなくなってしまうのでしょうか?

大勢いると助けなくなってしまうわけ

これは進化心理学の分野になると思いますが、

人は周りに人がいるとき、同じ行動をとります

緊急事態なら顕著にこの傾向が現れます。

 

要するに「道に迷って困っている外国人」がいたとしても、その周りにいる人たちが助けないため、「きっとそこまで困っていないんだろう」と解釈してしまうということです。

 

また「周りと違う行動をしたくない」という心理も働くため、なお一層傍観者効果が働きます。

 

緊急事態ならなおさらで周りの人が焦っていないなら「そこまで大した事態ではない」と判断するし、皆が走ってきたら同じように走り出します

 

しかし周りに誰もいなくて、自分一人しかいない場合

  • 周りの人からの「情報」がない
  • 責任問題になりかねる

といった原因があるため、一人の場合は見ず知らずの人でも助けようとします

「自分が助けてもらいたいとき」の具体的な方法!

軽く前述した通り

  • 「複数」ではなく「個人」に助けを求める

ことが第一条件

第二条件は

  • 自分がどのように困っているか、具体的に何が必要かを明確に示す

ことです。

 

・道に迷っているなら

「○○まで徒歩で行きたいのですが道に迷って困っています!近くまで一緒に連れて行ってくれませんか?」

・仕事の手伝いなら

「明日の会議の資料の作成に困っている。パワーポイントの便利な機能を教えてくれないか?」

・育児なら

「そこにある塩を取ってほしいんだけど、手がふさがってるから取ってくれる?」

といった具合に「具体的に」相手が何をすればいいのか「明確に」示してあげましょう!

大勢に助けを求める画期的な方法

ここまで読んでくれた人なら「そんなことが出来るの?」と思うでしょう。

しかし工夫して助けを求めれば「可能」です!

 

例えば:大勢の人に意見を求めるなら

  • 一人一人個別に聞く
  • メールを個別で送信する

といった方法があります。相手は「自分一人だけに頼っている」と認識するためおそらく同じくらいの割合で助けてくれます!

ぜひ実践してみましょう!

まとめ

「助けを求めているとき」というのは大抵「ストレスを抱えているとき」です。続けてこちらをご覧ください!

また「胸に溜まっている不安や悩みを他人に打ち明ける」と思いますが、残念ながら「効果がない!」ことが科学的に証明されています。

 

ではどうしたらいいのか?ということはこちらを参考にしてください

 

心身ともに辛いと思いますが、永遠に続くわけではありません。上記の方法を試しつつ乗り越えていきましょう!

 

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参考文献

【悩みを打ち明ける】は意味がない!?科学的に正しい方法とは?

ストレスや不安が必ずしも悪い影響ばっかりではないという証明~心理学~

Ten Years of Research on Group Size and Helping Article (PDF Available) in Psychological Bulletin 89(2):308-324 · March 1981

Sex, Group Size and Helping in Three Cities Bibb Latane and James M. Dabbs, Jr. Sociometry Vol. 38, No. 2 (Jun., 1975), pp. 180-194

Yes!: 50 Secrets From the Science of Persuasion

その科学が成功を決める

2020年5月14日心理学

Posted by たか