【子育て】病気に強い子どもを育てる科学的根拠のある簡単な方法

2020年3月17日

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子育て

最近の子育ては子供が

  • けがをしないように
  • 病気をしないように

のような昔と比べて多少過保護気味になっています。

 

「家の中では自由に動き回れるが、外では母親がずっと抱っこして過ごしている」のようになってきているのでは?と感じています。

 

しかしこのような過保護は「裏目に出ている」ということが研究でわかっています。

 

要するに「子供が怪我をしないように・病気をしないように」と配慮するほど「子供は病気に掛かりやすくなるよ!」ということです。

 

なぜこのような結果かというと、無害なバクテリアにさらされれる回数が少なくなるからです。

 

ワイリーオンラインライブラリーに掲載された2010年の研究によると

  • 衛生的な環境で育てられた赤ちゃんは、昔ながらの屋内外でハイハイさせるなどで育てられた赤ちゃんより、気管支炎1型糖尿病のリスクが高い

ということがわかっています。

このように親が「子供がけがをしないように・病気にならないように」と保護するほど、子供の体は病気に弱い体になってしまいます。要するに子供のためを思った行動が逆効果になってしまうのです。

 

親からしたら遊びから帰ってくる子供が、けがをして来たら心配になるのは当然です。しかし外で友達と鬼ごっこをしていれば、こけて膝をすりむくし、ボールを使って遊んでいれば突き指します。

 

子供のためを思うのであれば多少のけがはしょうがありません。その結果大きくなった時細菌に強い身体に育ってくれるのであれば万々歳ではないでしょうか?

なぜ子供の頃にしかできないこと

親からしたら泥なんて汚くて触りたくないし、セミやダンゴムシだって気持ちが悪くて触りたくないと思います。

 

キャッチボールやサッカーなら大人でもできますが、昆虫採集などは虫が気持ち悪くてできないと思います。

 

しかし子供の頃はセミを捕まえたり出来ていたのではないでしょうか?

 

なぜ子供の頃は出来るのかというと、「嫌悪感」という概念がまだ存在していないからです。

 

「新型コロナウイルス」負けない!【画期的な予防方法】でも紹介している通り、嫌悪感というのは先天性ではなく後天性だからです。

子供にはまだ「嫌悪感」という概念が存在しない!?

  • 誰かが「虫の食われたリンゴ」を食べるところを見る

のような「不快」を感じるようなこと9歳頃の子どもに見せたところ、食べた子供や大人の「不快感を表す表情」をちゃんと理解できたのは全体のたった30%14%は「何かまずい物を食べた」と説明しました。

 

そして多くの子どもはその表情を見て「怒っている」と説明しました。

 

要するに9歳くらいになっても嫌悪感という概念が存在しているのは全体の30%ほどで、それ以外の子どもには嫌悪感という概念が存在していないということです。なので、平気で虫や泥を触って遊ぶことが出来るのです。

 

一般的に考えると「まだ身体も弱い頃に病気の根源である細菌がたくさんいる泥や虫に嫌悪感を示さないのはいかがなものか?」と思うかもしれません。

 

しかし事実は全くの逆で、嫌悪に無頓着なおかげで泥などに含まれる無害なバクテリアに触れることができ、小さい頃から免疫システムを刺激することができるのです。その結果、いざというとき免疫システムがしっかりと働いてくれるようになるのです。

 

しかも泥などに含まれているバクテリアの多くは医療用抗生剤としてよく使われています。

 

分かりやすい例えとして「インフルエンザの予防注射」があります。
予防注射をすることで免疫システムを刺激し、本当に悪いバクテリアが体内に侵入したときに、免疫システムがしっかりと働けるように予防注射をするのです。

 

これも無害なバクテリアを体内に取り込んでいるので、泥遊びと同じ原理になります。

 

要するに「泥遊びと予防注射は同じ医療行為」と思うと納得しやすいと思います。

まとめ

私は子供を授かる前にパートナーを見つけないといけませんので、まだ先の話になりますが、この記事を読んでいるあなたにとっては今がその時です!

 

もし過保護気味になっているのであれば、なるべく自由にさせるのがベストだと私は思います。

 

多少の傷なら自己治癒して治りますから。

 

あなたの行動が子どもを守りますが、可能性をつぶす可能性もあります。しかし気負いすぎてあなたがつぶれてしまっては良くありません。塩梅は慎重に。

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参考文献

あなたはなぜ「嫌悪感」をいだくのか

S Tracy, KM Drescher, JD Jackson. Enteroviruses type 1 diabetes and hygiene: a complex relationship

2020年3月17日健康, 子育て

Posted by たか