安価で大量に市販されている妊娠・妊活中に摂取するサプリには、重要な栄養素が含まれていない危険性がある!?

2019年8月21日

 

妊娠 サプリ

こんにちは、こんばんは、たかです。

 

前回の葉酸サプリについて書いた内容同様、妊娠中や妊活中は通常よりも多くの栄養素を摂取する必要があります。特にカルシウム、鉄、葉酸、ビタミンDなどの重要な栄養素は不足しがちです。だからと言って食べる量をいきなり増やすことは難しいですよね?

「今日から1日6食にするぞー!」なんてことは出来ないわけです。

 

そこで市販されているサプリメントたちが役に立ちます。前回紹介したように葉酸をたくさん含んだサプリや、多数の栄養素をカバーしてくれるマルチサプリなどが世の中にはあります。

 

今回の内容はそんなマルチサプリのラベルに表示されている含有量と、実際に入っている含有量は過小評価されすぎではないのか?ということを調べた研究になります。

 

もしかしたら過剰摂取している危険性もあります。1日にどのくらいの栄養を摂取したらいいのか?についてはこちらをご覧ください。

 

またサプリメントには重要な栄養素が含まれていない可能性があります。

 

つまり「サプリメントを飲んでるから安心♪」というわけにはいかない可能性があります。もしかしたらあなたが飲んでいる又は飲もうとしているサプリには含まれていない可能性もあるのでぜひ参考にしてください!

 

研究内容

妊娠中や妊活中は、通常よりも多くの栄養素を摂取することが推奨されており、食事から摂ることは難しいため、多くの人はサプリメントを使用されます。

 

しかしサプリメントに表示されている含有量は本当に正しいのか、もしかしたら過大評価されていて1日の摂取量に達していない可能性があるため、米国農業研究事業団のKaren W. Andrewsらは表示されている含有量と実際の誤差を分析しました。

 

分析するサプリメントは2015年6月~2016年6月の1年間でアメリカで販売された338品のサプリから市場シェアのことも考慮し、市場の61%を占める24品を分析しました。

 

研究結果

多くの商品でラベルと異なる含有量であることが解りました。先にどのような成分がラベルに記載されていたかというと、

  • 全ての商品に葉酸、ビタミンB-6、D、E、鉄
  • 83-92%で、ナイアシン、リボフラビン、チアミン、ビタミンC、B-12、亜鉛
  • 71%でカルシウム
  • 46〜54%でビタミンA、ヨウ素、DHA

という結果になりました。

そしてラベルに記載されていた量と実際との差は

  • 平均して20%以上超過している栄養素は葉酸、ナイアシン、リボフラビン、ビタミンA、B-12、D
  • 10-15%の超過していたのはビタミンB-6、C、E
  • わずかに少なかったのはチアミン
  • ミネラルやDHAなどはラベルに記載されている量よりわずかに超過(1~11%)

 

なぜラベルと実際に差があるのか?

これは憶測にすぎませんが、保管中に栄養素が損失してもラベルに記載している含有量を下回らないための措置ではないか?と思います。

 

まとめ

今回の研究ではビタミンA、ヨウ素、DHAを含んでいる商品は約50%しかありませんでした。しかし必要のない栄養素だから含まれている商品が少ないのではありません。

 

特に安価で消費量の多い製品にはヨウ素やDHAを含んでいない可能性が高いため注意して購入しましょう!!

 

ビタミンA

脂溶性のビタミンなため欠乏しにくいとされています。過剰摂取・不足すると催奇形性が起こる場合があります。

 

多く含む食品

  • レバー
  • うなぎ
  • バター
  • チーズ
  • 緑黄色野菜

ヨウ素

不足すると胎児が発育不全精神遅滞性分化遅延の原因になります。

 

多く含む食品

  • 昆布
  • わかめ
  • 海苔
  • 寒天
  • もずく

DHA(ドコサヘキサエン酸)

不足すると胎児の言語能力IQなどが低下する可能性があります。

 

多く含む食品

  • サバ
  • イワシ
  • ブリ
  • マグロのトロ
  • 養殖ハマチ

2019年8月21日健康

Posted by たか